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あったか、ほかほか初冬の献立

富士山が白い雪化粧をしはじめ、
朝夕の冷たい空気は、すっかり冬本番な感じです。
クローゼットからしまっておいたセーターを引っ張り出しはじめるこの時期、
KiKiさんから、あったまる初冬の献立レシピが届きました。

お日様が沈んだ途端、シュンと冷えるこの時期の気温。
風邪をひきやすい時期でもあります。
こんな季節だからこそ、あったまるホカホカごはんのレシピです。

じゃがいも餅と鶏肉のゴロゴロ鍋
恭子さんの息子クンのお友達のお宅の居酒屋さんで食べて、美味しかった鍋のレシピを、
恭子さん風にアレンジしたのだとか。
具材は、骨付きの鶏肉と、この時期に美味しいキノコ類(マイタケ、エリンギ、しめじ、しいた
け)、ねぎ、ごぼう。これらをコトコト煮れば、自然と美味しい出汁がでます。
そして、もうひとつの具材は、じゃがいも餅。
皮をむいてゆでたじゃがいもをつぶし、熱いうちに上新粉とまぜて、こねます。
ひとつにまとめた生地を細長く伸ばしたら、一口大にトントンと切って、コロコロに丸めて親指で
ギュッとしたら完成。
美味しいスープが出てきた鍋の味つけは醤油と酒のみ。
沸騰させた鍋に丸めたじゃがいも餅を入れ、お餅にスープをしっかり沁みこんだら食べごろです。

「ひとくちシュウマイ」
湯気もごちそうの季節。蒸篭のお料理も嬉しいものです。
そんな時、ポイとひとくちで食べられるシュウマイを、おうちで作れたら嬉しいですね。
今回のシュウマイのポイントは、ほたての缶詰。
豚ひき肉、長ねぎのみじん切り、卵、片栗粉、塩コショウという基本的な肉ダネに
缶詰のほたてをほぐして混ぜ入れます。
この肉ダネを、シュウマイの皮で包み、蒸篭にギューギューになるくらい並べます。
シュウマイ同士がくっついてしまわないか心配になりますが、大丈夫なんだそうです。
「理由は、わからないけど、大丈夫なの」
と、恭子さんも笑顔で太鼓判です。
肉ダネがやわらかいので、シュウマイ同士を離して置くと自立しにくいので、
おしくらまんじゅうするくらいのギューギューに並べます。
強火で15分~20分、蒸しあがったらできあがり!


お鍋も、シュウマイも、出来立てほかほかを、いただきましょう。
次回は、発酵ごはんをご紹介します。
なにかとバタバタする12月だからこそ、ゆっくり、じっくり、
時間が美味しくしてくれる発酵レシピの献立です。お楽しみに!
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